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最終更新日:2010年4月5日

挑戦状に関するFAQ

 
対戦ソフトウェア
Q: 対戦ソフトウェアは既に決まっているか
A: 合議アルゴリズムを用いる方針になっています。複数のソフトウェアを疎結合で並列計算させて、それらの意見を集約して、次の一手を決定する手法です。現在のところ、限られた実験では効果が認められており、これを実際の対局に用いる方向で検討しています。個々の参加ソフトウェアの候補は、プロジェクトに現時点で参加しているGPS将棋、Bonanza、激指、YSS、TACOS、柿木将棋などです。これを実用的にどのように組みあわせるのかは、実験を元に決めていきます。合議より単独が強ければ単独の可能性もあります。決定は本番一か月前までを予定しています。
Q: 5月4日の世界コンピュータ将棋選手権の優勝プログラムが対戦するのか
A: 既に準備に入っているので、今年の選手権の結果を元に参加プログラムを変更することはありません。今後の挑戦にあたっては関係する可能性はあります。
 
使用計算機環境
Q: 対戦に使用する計算機は何を使用するのか
A: 現在のところ、東大、京大、筑波大などの並列処理大規模計算機環境のグリッドを使う方向で検討しています。バックアップ体制として、Xeonマシンを複数並列に繋いだ環境も並行して整備する予定です。最終的には一か月前に決まります。
   
対戦場所
Q: 対戦場所は日本将棋連盟か
A: 対戦条件も含めて将棋連盟とこれから相談します。
   
対戦日程
Q: 対戦日は何時か
A: 今年の秋を予定しています。具体的には、将棋連盟と相談してなるべく早く決めます。
   
対戦相手
Q: 対戦相手は清水市代女流王位・女流王将で確定か
A: 確定です。
   
対戦予定
Q: 今後の対戦予定は
A: 今回コンピュータが勝利を収めたとして、半年から1年ごとにプロ四段からトッププロ、最終的には名人か竜王と対戦を致します。具体的には、将棋連盟と相談しながら進めて行きます。
   
50周年事業
Q: 情報処理学会50周年事業とは
A: トッププロ棋士に勝つためのコンピュータ将棋プロジェクト
論文誌等のオンライン化
次世代型ハンドブック
記念全国大会
記念会誌
記念論文
50年史の刊行
記念式典
   
情報処理学会側出席者
Q: 情報処理学会側のセレモニー出席者の役職は
  ・白鳥則郎 情報処理学会会長/東北大学 電気通信研究所 客員教授
・佐々木元 情報処理学会創立50周年記念事業実行委員会委員長/日本電気(株) 特別顧問
・中島秀之 情報処理学会トッププロ棋士に勝つためのコンピュータ将棋委員会委員長/公立はこだて未来大学 理事長・学長